腰痛の原因は様々ですが、猫背や中腰など長時間身体に負担のかかる姿勢を続けることで腰回りの筋肉の疲労が蓄積し、痛みが出現してしまうケースが最も多い発症原因となります。
また、姿勢以外にも運動不足で腰の筋力が弱っていたり、冬の寒さで筋肉が硬直している時も同様の腰痛を引き起こしやすくなります。

ぎっくり腰というと、重い物を持つなど腰へ急激な負荷がかかり起こるものと思われがちですが、実は筋肉疲労が許容量の限界を超えることで発生するのが最も多い原因となります。
一般的な腰痛と違い鋭く強い痛みがあることから、欧州では『魔女の一撃』と呼ばれたりもします。

1・2週間ほどで自然と痛みは治まるのですが、だからと言ってそのまま放置しているとクセになり何度も再発してしまうこともあります。
ですので、早めに適切な治療を受けることが望ましいです。

筋肉の緊張などが原因の肩こりとは違い、四十肩・五十肩は加齢によって肩関節周囲の軟部組織や肩関節自体が変性して炎症や硬直が起こることで肩周辺に痛みを感じたり、肩の可動域が狭まってしまう症状のことを言います。

また、加齢だけでなく不規則な生活や偏った食事、過度なストレスも四十肩・五十肩を引き起こすきっかけとなるとされています。

膝の痛みというと加齢による膝関節の変形が原因と思われがちですが、実は膝周辺の筋力の低下や筋肉が硬直するによって引き起こされることもあります。
膝関節は周囲の筋肉によって支えられていますが、その筋力が低下したり筋肉が固くなると膝にかかる負荷が大きくなり痛みを発症します。
そのため、レントゲンやMRI検査で異常がないのに膝が痛い場合は、筋肉が原因となっている可能性が高いと考えられます。

頭痛と言ってもその種類や原因は様々ですが、「緊張型頭痛」「片頭痛 」「群発性頭痛」の3つについては、ストレートネックや背骨などの姿勢の歪みや、長時間同じ姿勢を取り続けるなどの筋肉の緊張によって引き起こされる肩こりや首こりが原因とされています。
その他にもストレスや運動不足・眼精疲労も、頭痛の発生要因となります。

お尻から足の裏側にかけて痛みやしびれが生じる坐骨神経痛。
その原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰椎疾患以外にも、実は腰部・臀部まわりの筋肉の緊張や衰えが原因となっているケースが多く見受けられます。
そのため軽度の坐骨神経痛であれば、手術を受けなくても整骨院での治療で改善することが可能です。